建設業許可のメリット
建設業許可を受けることによってどのような利点があるのでしょうか。
それは以下の3点が挙げられます。
①受注条件
近年、悪徳なリフォーム業者が増え多数の被害が上がっております。
その影響からか、下請契約の際の条件で500万円に満たない工事でも建設業許可を受けていることを条件にするという場合が数多く見受けられます。裏返すなら建設業許可さえ受けていれば受注の可能性が増えるということです。
②資金調達
建設業を営む方で資金の調達に頭を痛めるという経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
建設業にかかわらず事業を展開されるにはこの資金調達の部分がかなり苦労すると思います。
少ない金利で運転資金を調達するにはそれなりに信用が必要とされます。
①と同様に最近では融資条件に建設業許可を受けているということを条件にされる場合がかなり多いようです。
③経営の見通し
建築一式工事では1500万円未満、その他の工事では500万円未満の工事しかとり行うことができないという足かせがあることで経営計画はなかなか上向きになることは難しいでしょう。
急遽、大口の受注話が飛び込むことも珍しくない業種だけに建設業許可を受けて業績を今以上に上げていくことが可能になります。
以上のように建設業許可を受け、信頼性と機動力を兼ね備えることが大きなビジネスチャンスと結びつける近道であると言えます。